相馬の災害公営住宅４６戸｜エリアクエスト

被災地初の戸建て型復興公営住宅でさっそく始まった引っ越し作業（１２日、福島県相馬市で）＝菅野靖撮影
　東日本大震災の被災地で初めて完成した戸建て災害公営住宅「程田明神前団地」（福島県相馬市）で１２日、鍵の受け渡しが始まった。入居者たちは早速、引っ越し作業を始めていた。

　団地は総工費約６億８０００万円で、昨年９月に相馬市が着工。約１メートルかさ上げして整備された市営住宅跡地約９８００平方メートルに、木造２ＬＤＫの２階建て（延べ床面積５８平方メートル）２２戸、平屋（同５１平方メートル）２４戸が３月末に完成した。入居する４６世帯は抽選で選ばれた。家賃は最低月５２００円からで、所得に応じて設定されている。

　同市磯部地区で自宅と家族３人を津波で失った理容師天沼みどりさん（５３）は、市内の仮設住宅から引っ越した。天沼さんは「広々としている。何よりも長く住める家ができたのがうれしい。ようやく落ち着いて眠れそう」と笑顔を見せた。

　市内の仮設住宅に住み、下見に訪れた会社員作間みさとさん（２４）は「これからは子供たちの声で、近所に気を使わずにすみそう」とホッとした様子。長男秀悟君（４）は「おもちゃをいっぱい置ける」と喜んで駆け回っていた。(YOMIURIONLINEより引用)

震災後の住宅に入居が決まったようです。１日も早く被災地の皆さまが安全な暮らしを出来るようになることを願っております。

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